ダンゴムシ

今日、公園にいったら同じくらいの兄弟が

端っこでしゃがみ込んで盛りあがっている

 

 

耳を澄ますと何やら「ダンゴムシ〜!」とはしゃいでいる

 

 

「しんごうきピコリ」というイトが病的にお気に入りの絵本の中に

ゴロロンゴロロンと転がってくるダンゴムシがいる

 

そのページに心ときめかせているカホイトの2人が

そのはしゃぐ声を聞き逃すはずもない

 

 

 

知らない子に話しかける恥ずかしさも相まって

「ママ一緒に行って〜」ともじもじしするカホ

「ゴロロンゴロロン!」と絵本の世界観にどっぷりのイト

 

 

そろっと覗いてみると

いるわいるわダンゴムシ!!

(きもっと思ったのは私だけだったであろうか)

 

 

最初はびびっていたものの

1匹カホの手に載せてみると、そのうち可愛さを見出したのか

もうあなたを離さない、手の上に監禁状態

 

 

と思ったらいつの間に落としたのか、手の上にダンゴムシがいないことに気づくカホ

恋人とはぐれた女のように不安そうにキョロキョロ探す

 

 

 

でも私はみてしまった

 

 

 

そんなカホの下でぺしゃんこになっているダンゴムシ

 

 

 

 

「どっかで落としちゃったんかな〜逃げたんやな」(棒読み)

 

 

 

と冷静を装って別のダンゴムシをカホに渡し

植木の端っこにサッと供養

(ここのスピード、我ながら神技やった)

 

 

 

〜〜〜

横の兄弟がオスとメスの見分け方を教えてくれ、(さっきのはオスだった)

「ママ、メスとってきて」となかなか無茶振りするカホ

 

運のイイことに目についたはじめのダンゴムシがメスだったので

それを渡すと

 

 

 

はじまりました、手の上お見合いパーティ

 

 

両者とも相手への興味より恐怖心が勝ったのか

終始丸まってました

 

 

 

 

〜〜〜〜

 

最後は”踏まれないように”植木の奥の方へリリース

 

 

 

 

そんなハラハラしたダンゴムシ遊びでした

 

 

 

イトはあんだけ「ゴロロンゴロロン」ゆうてたのに

ずっとびびってあのお決まりのハの字眉でした